17歳の拉致監禁された奈緒子を演じる壇蜜と、SMクラブのM嬢を演じる壇蜜に心を奪われる。エロースの世界に魅了された奈緒子は、過去のトラウマから「甘い味」を求めていく。壇蜜の大胆な演技に魅了されつつ、間宮夕貴の熱演も必見。石井隆監督が描くSMという道は、ただエロいだけでなく、深い人間の内面を掘り下げた作品に仕上がっている。壇蜜と間宮夕貴の演技には、絶賛の声が集まる。狂気とエロスを描く本作は、異常な性的嗜好に魅了されること間違いなし！

小梅と磯辺、年の離れた中学生の恋模様を描いた青春映画。セックスシーンも含まれ、現実を反映して年上の俳優を起用。小梅役の石川瑠華の熱演も光る。14歳の思春期の男女が心の隙間を埋め合いつつ、孤独や罪悪感に苦しむ様子が描かれる。大人や社会との葛藤も共感を呼ぶ。エッチでエモーショナル、感情移入しやすい内容ながら、スッキリする結末も印象深い。登場人物一人一人の複雑な心理描写が素晴らしく、魅力的な映画だ。

二階堂ふみの体当たり演技もすごいが、土居志央梨も圧巻。朝ドラの「虎に翼」にハマり、映画に辿り着く。吉沢亮との絡みも熱い。行定勲監督＆岡崎京子原作の色濃い映画は、深遠で考えさせられる。生と死の狭間で揺れる高校生たちの心情がリアルで引き込まれた。ふみのバランス感覚と志央梨の感情表現に鳥肌！吉沢亮の演技に釘付け、キャラクターやストーリーの危ういバランスが面白い。暗く苦しいけど、希望と活力を感じさせる作品。「田島の幽霊を見た気がする」とのセリフに、生と死の意味を考えさせられる。インタビュー構成が斬新で感動。「逃げ道は誰にもない」のメッセージに響く，現代社会の問題を考えさせられた。深読みする価値ある映画。

磯村勇斗の初主演映画は、宗教団体の孤島プログラムでの禁欲生活を描いた作品。欲望にとらわれた男女3人が、宗教の洗脳と人間の本能の狭間で揺れ動く姿がエログロく描かれ、欲望の爆発と信念の崩壊がリアルに迫る。震える笑いを交えつつ、人間の深層心理を浮き彫りにした作品に、磯村勇斗と北村優衣の体当たり演技が光る。ストーリーは衝撃的で想像を超える展開に、心を揺さぶるエグいシーンも満載。宗教、欲望、狂気が入り乱れる、観る者を虜にする映画体験だ。

【人形が生命を持つファンタジー】男が死ぬ夢に見るエロチックなストーリー。フィギュア・心音の美しさと柄本の変態ぶりに酔いしれ、奇妙な共同生活が始まる。エロティックで面白いが、一貫性がなく謎めいたストーリー展開。未だかつてない不思議な作品。「エロい」「夢か現実かわからない」異色の展開に心踊る。佐々木の潔い脱ぎっプリと柄本の夢想と現実の区別のつかなさにドキドキ。エロいフィギュアとの同居生活、奇跡と喪失の物語。おすすめ度：☆☆☆☆☆

急に呼び出されて無理やりキス、セックス…エッチな展開が気持ちよく盛り上がる作品。瀬戸康史のセクシーな演技にドキドキが止まらない。女子校生との関係は切なくて胸が熱くなる。愛と欲望の間で揺れる展開に興奮が止まらない。R15指定で盛り上がる場面もありつつ、思い出に残るシーンも多く、笑いあり涙ありの傑作。浩司の最後の言葉には、愛の深さが感じられる。物語全体が観客の心を揺さぶる。コメディ要素もあり、心地よい笑いが楽しめる。倫理的にズレた行動もありつつ、恋愛の本質を描いた作品だ。最後まで目が離せない展開に魅了される。

様々な要素が絡まり合う『監獄学園』のような作品。しかし、ストーリーは期待外れで怠い。百合シーンはあるものの、先輩の脱ぎっぷりが物足りない。画質は良くないが、中高生男子には使いやすそう。ただ、めんどくさくて早送りしてしまうほど。レズ絡みも意味不明で、30分で飽きてしまった。監督の力量不足が感じられ、女性脱ぎありきの作品となってしまった。結局はヌードしか魅力がない。主人公の体は良いが、先輩が乳首NGというのはなぜ？矛盾した展開や品の下がった演出にがっかり。アホエロ要素は面白いが、エロよりもおもしろさが勝る。エロ演技やリアリティ不足が問題。アホエロ路線を維持してほしかった。フルヌードやラストからの疾走感など、B級感が醸し出される作品。

これは地球人と宇宙人が織り成すエッチな物語。女子高生が宇宙人に乗っ取られ、教師との関係を深める。酒井敏也の登場で盛り上がる後半に期待大！キモい展開もあるけど、エロシーンは満載。実写化された中二病全開の作品。ハレンチな内容に目が釘付け。オトコってバカで単純な生き物だと再認識(笑)。わかりづらいけど、中二男子の心をくすぐる作品かも。評価はDVD１００円基準で高評価。これは要CHECK！

「赤い玉の伝説」はエキサイティングで刺激的な映画。主人公の奥田瑛二が幼い女子高生に執着し、退廃的な愛の物語が展開される。演技のリアリティに魅了され、奥田瑛二のダメ男ぷりに共感。肉感的な女子高生や色気満点の愛人の存在も◎。最後の展開は唐突だが、奥田瑛二の悲哀や落ちぶれ具合が胸に迫る。関係ない話が多いが、老いと性に切なさを感じる。作品の揺れるテーマや重厚な映像は見応えたっぷり。笑える要素もあり、学ぶべきものがたくさん詰まっている。エロスも忘れずに描かれ、リアルな人間関係が痛快に展開。視聴後はしみじみとお酒が飲みたくなる名作だ。

廣木隆一監督が描くラブホテルで繰り広げられる様々な人間模様。染谷将太と前田敦子が織り成す恋愛ものや、AV女優と家族の絆を描いたり、指名手配犯の恋人との切ない関係など、独特でエッチなストーリーが展開。南果歩や松重豊、忍成修吾らも脇を固め、人間の愚かしさや愛おしさを浮き彫りにする。荒井晴彦の脚本も光り、触れるべきテーマに正面から切り込んでいる。街の汚さと美しさを描きながら、愛と欲望、そして孤独と絆が交錯する作品で、現実のありのままを描いた人間臭い作品。

『完全なる飼育　愛の40日間』は、誘拐された『ハルカ』が誘拐犯である『スミカワ』と愛し合う物語。『ハルカ』は父親を失い、孤独だったが『スミカワ』が究極の存在となる。『スミカワ』も女子高生に変態願望を抱く誘拐犯だが、『ハルカ』の心の隙間を埋める存在に。恋人であり、親友であり、父親代わりでもある、『スミカワ』との愛が純粋なまでに描かれる。心震える物語は、誘拐犯と被害者の関係を通じ、愛の形を問いかける。UFOを探す女性の退行催眠、異様な出来事に心打たれたが、愛が人を強くすることを描き出す。

ヤクザが父となり、愛人の娘『ユイ』を監禁。似た者同士が狂愛で結ばれる。エロシーンはないが、有森也実演じる母親の熟れた演技に興奮。竹中直人のヤクザ役も好演。タイトルのTAPはガチのタップダンスで違和感。結末は意外な展開で後味少し悪いが、愛の物語に感動。シリーズ8作目ながらVシネマ感強く、飼育要素が薄い。しかしヤクザの人間模様にひかれ、観て損なし。飼育おじさんランキング。エロい期待には物足りなさが残るが、飼育愛の物語に心震える。🥇肌密着の有森也実、🥈竹中直人の再評価。続編期待？

「完全なる飼育」は期待を裏切らず、観ていて決してつまらなかったです。エロい要素がもう少し欲しかったですね。映像や美術は美しく、竹中直人のコミカルな演技も楽しめました。男女逆転の飼育、劇中劇の演出家と男優の関係、新しい試みで面白かったです。ただ、リアリティを感じない部分があったり、演出家の行動が不自然に感じられたりしました。なかなか勇気を出して舞台で観たい作品です。さまざまな視点から楽しめる作品でした。

成海璃子主演の映画「無伴奏」は、学生運動時代の青春を描いた作品。女子高生の響子は筒状の体で女性ならではの緊張と興奮を楽しむ。渉との激情的な性交を通して成長していく姿に胸キュン。池松壮亮、斎藤工との濡れ場にも注目が集まる。若い女性がセクシーな衣装やファッションで登場し、その大胆な演技力に魅了される瞬間もある。成海璃子の美しい素肌があらわになるシーンもあり、興奮度が高い。触れ合う度に甘酸っぱくて切ない愛の鼓動を感じ、心に残る印象的な作品だ。

エンケンさんの怪演に心躍る！ヴィデオ作品で援助交際を巡る因果応報の物語。エロくてグロくて笑える映画はエンケンさんの演技が際立つ。遠藤憲一の怪演も見どころ。援交にまみれたヴィラン達が繰り広げる悪魔的な復讐。エロカルチャーを風刺した作品は極上のカルト映画。絶えない復讐の連鎖が破滅の道へ。あの頃の気持ち悪い援交シーンに胸糞感じつつも、エンケンさんの演技にうっとり。悪を演じる彼の振り切り方は圧巻！

「赤い部屋」シリーズ第3弾は、乱歩の原案を元にしたエロティック・サスペンス。元教師と少女の危険な愛を描くストーリー。教師のロリコン趣味と少女の一途な愛が交差し、結末へと向かう。栗林藍希の美しい姿と浪岡一喜の変態的な演技が光る。欲望と執着が交錯する戦慄の展開は見応えがある。乱歩の妖しい世界がエロとサスペンスで表現され、一層深まる物語。変態的な愛に背筋が凍るが、その結末には心震えるものがある。究極のロリコン趣味と人形愛が織り成す衝撃作。

乱歩の短編小説をベースにした「赤い部屋」シリーズ第2弾。若い女性との秘密の逢瀬を描く今作はエロく刺激的。木下ほうかの躍動感溢れる演技が光る。中山来未の魅力的な演技も目を引く。セックスシーンも大胆。映画全体に漂う狂気と刺激的な雰囲気が魅力。次回作も楽しみだ。ただし、サイコパスな展開や薄っぺらいストーリーに少々不満の声も。エロく刺激的な内容で興奮を呼ぶ一方、マニアックさを求めるファンには物足りなさもあるかもしれない。

中丸シオンさんを亡くし、彼女の遺作を初鑑賞。吸血鬼モノ「vamp」は、エロいレズシーンもあるが、演出はちゃっちい。しかし、美しく悲しい女性たちの壮絶なバトルや恋愛、キャットファイトは楽しめる。苦悩する美衣那と魅力的なヴァンパイア苓の出会いにはキュンとしちゃう。謎めいた作品だが、笑いもあり、アクションも意外とガチで手堅い。演者たちは見事な演技で魅了し、特に中丸シオンさんのダークヒロインぶりに感動。小中千昭・和哉兄弟のエンターテインメント作品として、多くのファンにおすすめ。