映画『星と月は天の穴』の濡れ場やヌード・感想!一体どこで見れるの?

『星と月は天の穴』は綾野剛さんが演じる40代小説家・矢添克二と、咲耶さんが演じる大学生・瀬川紀子、そして田中麗奈さんが演じる娼婦・千枝子の、こじらせた愛欲と切ないペーソスが、荒井晴彦監督の鋭い筆致で交錯する、滑稽でほろ苦い大人の恋愛物語です
1969年の東京を舞台に、妻に捨てられた過去と秘密のコンプレックスを抱え、心に空いた穴を埋めようと悶々とする男の日常が、R18+の大胆な情事シーンと共に鮮やかに描かれます。

誰もが愛おしく、どこか痛々しい登場人物たちが「本当の愛の可能性」を模索する姿に心が揺さぶられます。

懐かしい昭和の風景とリアルな感情が響き合い、観る者の胸に甘く切ない余韻を刻みます。

言葉と体で自分をさらけ出す瞬間が輝くこの文芸映画を、ぜひスクリーンで体感してください。

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映画『星と月は天の穴』あらすじ

1969年、妻に逃げられて独り身のまま40代を迎えた小説家・矢添克二の胸には、ずっと塞がらない穴が空いていた。

誰かを本当に愛することへの怯えと、それでも誰かに深く愛されたいという矛盾した渇きが、彼をどこか滑稽で哀しい男にしていた。

毎夜のように娼婦の千枝子と体を重ねながらも、そこにあるのは熱のこもらない習慣でしかなかった。

肌は触れ合っても、心の距離はいつも冷たく開いたまま。終わった後の沈黙が、一番重く感じる時間だった。

そんなある日、画廊で出会った大学生の瀬川紀子。彼女の不意の粗相から始まった奇妙な瞬間が、矢添の日常に小さな波紋を投げかける。

初めて会ったはずなのに、なぜか視線が絡み合い、互いの呼吸がわずかに乱れる。

触れそうで触れない距離。指先が空気を震わせ、言葉にならないためらいが二人の間に漂う。彼女の首筋に落ちる夕陽の光さえ、なぜか生々しく熱を帯びて見えた。

紀子の瞳が近づくたび、矢添は自分の肉体と精神がずれたまま揺れていることに気づく。体は熱を求め、しかし心はまた裏切られることを恐れて固く扉を閉ざしている。その矛盾が、たまらなく切なかった。

沈黙の中で交わされる視線。息遣い一つで互いの体温が伝わってくるような危うい時間。言葉よりも先に、肌が先回りして何かを求めてしまう瞬間が、何度も訪れる。

執筆中の恋愛小説と現実が混濁し、紀子と向き合うたびに、自分が書いている主人公と自分が重なり合っては離れる。書くことで逃げていたはずの欲望が、目の前の彼女を通してむき出しになっていく。

そしてある夜、二人の間に流れる空気が、まるで限界まで張り詰めた糸のようになる。

触れていないのに、全身で感じ合うような湿度。言葉も行為も超えたところで、欲望だけが静かに滲み出てくる――それは決して明かされることのない、答えの出ない愛の形だった。

映画『星と月は天の穴』基本情報・キャスト

評価 3.3
公開日 2025年12月19日
上映時間 122分
監督 荒井晴彦
脚本 荒井晴彦
原作 吉行淳之介
キャスト 綾野剛,咲耶,岬あかり,吉岡睦雄,MINAMO,原一男,柄本佑,宮下順子,田中麗奈
製作国 日本

映画『星と月は天の穴』見どころ3選!

1969年東京で作家・矢添が欲情を抑えきれない

1969年の東京を舞台に、作家の矢添克二が離婚の傷を引きずりながらも女性たちとの距離を縮めていく様子が、モノクロの抑制された映像で描かれています。

原稿用紙に向かう静かな日常と、突然訪れる親密な瞬間とのコントラストが印象的です。白文字の縦書きテロップが重なる演出は、文学的な世界観を強く感じさせます。

矢添は心の穴を埋めようと、さまざまな女性と向き合う中で自らの欲求と葛藤します。

この作品は、肉体を通じて内面を探る姿を中立的に映し出しており、見る人によって受け取り方が大きく分かれるでしょう。本当に強い衝撃を受けるシーンもあります。

女子大生・紀子との出会いがセックスを加速させる

画廊で偶然出会った女子大生・紀子が、矢添の閉ざされた世界に無邪気に入り込んでくる展開は、物語に大きなうねりを生み出します。

ブランコのシーンをはじめ、日常の中に溶け込むような距離感の変化が丁寧に描かれています。

モノクロ基調の中、要所で使われるパートカラーの赤が効果的です。

二人の関係は徐々に深まり、息遣いや視線の交錯が緊張感を高めていきます。

矢添の内面的な揺らぎが、こうした場面を通じて徐々に表面化していく様子は、観る者の想像力を刺激します。

かなり大胆な描写もありますので、覚悟してご覧ください。

馴染みの娼婦・千枝子が濡れ場を濃厚に彩る

長く関係を続けている娼婦・千枝子とのシーンは、日常的な親密さと生々しさが混在した独特の空気感を生み出しています。

煙草の煙が漂う部屋の中でのやり取りは、昭和のレトロな雰囲気を強く感じさせます。言葉よりも身体が先行するような流れが特徴的です。

矢添にとって千枝子は、心の空白を一時的に埋める存在でありながら、決して簡単には踏み込めない距離感もあります。

質感や間合いが重視された描写は、観ていて息を呑む瞬間が多く、文学的な情愛表現の極致とも言えるでしょう。この関係性は、作品全体の色気を決定づけています。

映画『星と月は天の穴』のヌードやエロい濡れ場シーン

セックスシーンが多すぎるR18邦画

主人公の作家・矢添が次々と女性と身体の近さを重ねる本作は、肉体関係の描写が極端に多い。

正常位、騎乗位、バックと基本プレイを繰り返しながら、女性を次々に替えて抱き続ける展開が続くため、セックスシーンが映画の大部分を占める。1969年の時代背景を活かした自由奔放な性描写は、現代では異質に映るほど過激だ。

監督の荒井晴彦らしい直球の官能表現で、肌の質感や息遣いが克明に捉えられている。

文学的な文脈はあるものの、観客の多くはこうしたヌード・濡れ場を目当てに来ているはずで、期待を裏切らない密度の高さがある。R18指定の邦画としては異例のボリュームと言えるだろう。

濡れ場が止まらない主人公

矢添は妻に裏切られた過去を持ちながら、紀子をはじめとする女性たちと激しい欲情を交わし続ける。

モノクロ基調の映像の中で、赤い口紅や糸がアクセントになるパートカラーが官能性を高め、カメラの寄りが執拗に肉体の動きを追う。複数の女性との関係が同時進行し、濡れ場が途切れることなく連鎖していく。

正常位中心のプレイが繰り返されるためバリエーションは少ないが、の取り方や沈黙の使い方で緊張感を維持している。

咲耶演じる紀子の大胆なアプローチが特に強く、主人公を翻弄しながら自らも深く絡みつく姿は強烈だ。文芸映画の皮を被った性描写の洪水とも言える。

身体だけで繋がる歪んだ関係

矢添と女性たちの間には愛情よりも距離感のない肉体的な執着が先に立つ。

紀子が無邪気に体を許し、主人公がそれを当然のように受け入れる姿は、逃げ場のなさを感じさせる。

関係が崩れていく過程で、性行為だけが唯一の繋がりとして描かれ、精神的な歪みが露わになる。

最後に紀子のブランコシーンでパンツが微妙に見え隠れする演出は、性的視線を最後まで突きつける監督の意図が強い。

純粋な恋愛ではなく、身体を通じた依存と崩壊を描いた本作は、観る者に強い印象と同時に違和感を残す。

濡れ場目当てで見れば満足度が高い一方、物語の深みを求める人には物足りなさが残る作品だ。

映画『星と月は天の穴』感想

矢添の生き方に妙に引き込まれた

観終わってすぐ、矢添のあの淡々とした日常にすごく共感してしまった。

原稿用紙に向かう姿とか、タバコをくわえてぼんやり窓の外を見てる感じとか、自分の中のどこかが重なる気がして。
特に千枝子と過ごす静かな時間が、心地よさと寂しさが混じり合ってて、言葉にしにくい。
彼の考え方全部は理解できないけど、どこか放っておけない距離感があって、見てるこっちまで落ち着かなくなった。
今でもあの背中の姿勢が頭に残ってる。

濡れ場が意外と心に残った

正直、最初はエロシーン多いなって思ったけど、見ていくうちにただのエロじゃないって感じてきた。

モノクロの中で赤い口紅とか糸が映える瞬間があって、それがすごく印象的だった。
女優さんたちの体が画面に出てくる時、確かに色っぽいんだけど、そこに矢添の孤独とか執着みたいなものが重なってて、単なる興奮じゃなくて切なくなる。
過激なのにどこか文学的で、嫌な気持ちにならなかったのが不思議。

ブランコのシーンがまだ頭から離れない

エンドロールのあのブランコの映像、最初はえ?って思ったけど、だんだんズルズル引き込まれてしまった。

見えるか見えないかのギリギリ感が、映画全体の余韻をじわじわ増幅させてる気がする。
観終わった後も、矢添のこととか女性たちのこととか、色々考えちゃって落ち着かない。
正直ちょっと重い気分だけど、誰かにこの感覚を話したくなるような、そんな後味だった。

映画『星と月は天の穴』まとめ

『星と月は天の穴』は、綾野剛演じる40代小説家・矢添の孤独と欲望が、モノクロの昭和風景の中で静かに描かれていて印象的です。

吉行淳之介の原作を荒井晴彦監督が丁寧に映像化し、文学的な言葉と体を重ねるシーンの対比が独特の余韻を残します。
愛と性の間で揺れる男の姿に、どこか切なさと滑稽さが混じり合って、観る者の心にじんわりと染みてくる。
R18+指定ながらもただの官能ではなく、時代と個人の葛藤を映した作品と言えるでしょう。
一度観ただけでは消化しきれない感覚が残るので、もう一度見返してみたくなる、そんな映画です。



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