映画『変態だ』の濡れ場やヌード・感想!一体どこで見れるの?

映画『変態だ』の濡れ場やヌード・感想!一体どこで見れるの?

映画『変態だ』は、ロックの衝動とポルノの匂いが同じ温度で立ちのぼる、ちょっとやみつきになる青春譚です。

企画・原作のみうらじゅん、長編初監督の安齋肇が組み上げた世界は、ゆるい笑いと生々しい欲が同居していて、気づけば画面に引き寄せられます。

前野健太が演じるのは、平凡に見えて優柔不断、だけど音と欲には逆らえないミュージシャン。

妻の白石茉莉奈と、愛人の月船さららの間でふらつく視線や、密着した瞬間の吐息までが物語の推進力になっていきます。

白石茉莉奈の濡れ場はたしかに目を奪いますが、ぶるんと揺れる胸やムチムチの尻、汗の光り方がただの刺激で終わらず、登場人物の弱さや未練に結びついていました。

カラーとモノクロの切り替えも効いていて、ふざけた可笑しさと、少し痛い純情が同じフレームに居座ります。

ロック、不条理なユーモア、そして欲望。

『変態だ』は、その全部を抱え込みながら、妙に後を引く一本でした。

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映画『変態だ』のあらすじ紹介

映画「変態だ」は、イラストレーター/デザイナーの安齋肇が初めて長編を撮った意欲作です。

みうらじゅん原作・脚本の“とぼけた色気”が、緩急のある編集と音で増幅され、言葉でまとめにくい感触を残します。

18禁のレーティングにふさわしく、露出や濡れ場は多めです。
ただし表面的なポルノで押し切らず、登場人物の迷いと寂しさを、肌の距離と“間”で見せていきます。

物語は四章仕立て。
青春、エロティシズム、サイコスリラー、サバイバルが順に顔を出し、別々の話に見えて実は一本の線でつながる構成です。

白石茉莉奈が演じる妻の存在は、静かに圧をかけます。
視線の冷たさと抱擁のやわらかさが同居していて、胸の揺れや脚の組み替え一つにも、彼女の決意と諦めがにじみます。
月船さらら演じる愛人は、軽やかさの裏に執着を隠し、密着したときのピタッとした静けさが不穏でした。

映像は、原色のカラーとざらっとしたモノクロを行き来します。
ロックのリフが鳴ると、前野健太の煮え切らない視線がスイッチし、腰つきもテンポを持ち始めます。

クライマックスは、ばかばかしいほど大仰な展開が天井知らずに膨らみますが、奇妙とカッコよさが同居。
笑いそうになりながらも、なぜか胸のどこかに残りました。

派手な悪ふざけの裏で、誰かを愛することの滑稽さと切実さが交互に顔を出します。

クセの強いキャラクター、勢いのある画、そして不意に差し込む繊細さ。

「変態だ」は、18禁のラベルを盾にしながら、実はもう少し照れくさい純情を描いていました。

映画『変態だ』基本情報・公開日キャスト

評価 3.2
公開日 2016年12月10日
上映時間 76分
監督 安齋肇
脚本 みうらじゅん
原作 みうらじゅん
キャスト 前野健太,月船さらら,白石茉莉奈,奥野瑛太,信江勇,Shige,玉手峰人,山本圭祐,ウクレレえいじ,田口かすみ,岸波紗世子,宮藤官九郎,市川しんぺー,星野恵亮,桜井秀俊
製作国 日本

映画『変態だ』見どころ3選!

白石茉莉奈の大胆な濡れ場

白石茉莉奈のシーンは、まず体の“反応”の見せ方が巧いです。

胸がぶるんと揺れて落ち着く一拍、ムチムチの尻に手が沈む重さ、密着してから離れるまでの“ため”。

過激さに寄りかからず、吐息や汗のきらめきで気配を立ち上げます。
エロさの先に、妻としての矜持や揺れる感情がきちんと残るのが魅力でした。


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エロいだけじゃない、深いメッセージ

タイトルの挑発に反して、中身はかなり誠実です。

触れ方が乱暴になる瞬間もあれば、背中をそっとなぞる優しさもある。
その落差が、自由と不安、青春の葛藤を素直に語ります。
胸や脚の見せ方が単なる煽りで終わらず、人物の不器用さ・欲の向き先を可視化していました。

独特なヌードシーンが映画の魅力をアップ

ヌードは“飾り”ではなく、画づくりの要です。

モノクロで陰影を深く刻み、カラーで肌の赤みや汗を拾う。
アングルを変えて胸の揺れや腰つきのリズムをすくい上げるので、視覚の快楽と人物の心理が同じ線上に乗ります。
白石の目線と“間”が決めカットになっていて、記憶に残りました。


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映画『変態だ』エロい濡れ場やヌードシーン

白石茉莉奈の濡れ場シーン

白石茉莉奈の見せる濡れ場は、体温がそのまま画に乗るタイプです。

指先が肩に触れた瞬間にビクッと反応し、次の一拍で肌がピタッと密着。
吐息が耳元で混ざって、胸がぶるんと揺れて落ち着く“間”が気持ちよく伸びます。

乳首がふっと露わになるショットも、見せつけではなく感情の高まりと同時に置かれていて、ムチムチの尻に添えられた手の強さや腰つきのリズムが、関係の主導権の揺れをきちんと語っていました。
シリアスな流れの中でも、エロさがただの飾りにならないのが良いですね。

何かを訴えかけるSEXシーン

この作品のSEXは、刺激で押し切らず心理を“体の動き”で見せます。

最初は探るように脚が絡み、背中をなぞる指が迷っている。
濡れてたシーツへ体重が沈むころには、呼吸が荒くなりリズムも早まる。

乳首の硬さや視線の泳ぎが主導権の入れ替わりを示し、情熱とためらいが同じ画に並びます。
大胆なのに下品に転ばず、行為の後の静かな沈黙まで含めて“訴え”になっていました。

白石茉莉奈のエロいポイント

白石の強みは、体の反応で感情を伝えるところです。

密着してから一度だけ間を置き、ゆっくり離れる視線。
胸の揺れが収まる瞬間にわずかに肩が落ち、吐息が細く伸びる。
ムチムチの尻に指が沈む重さまで、丁寧に積んできます。

“乳首の一つ一つに意味”というより、露わになるタイミングの“ため”が物語と噛み合っている感じですね。

一連の所作がそのまま人物の弱さや未練を映すので、エロさとドラマが同じ線上で効いていました。

映画『変態だ』予告編


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映画『変態だ』感想

白石茉莉奈の魅力が存分に!

白石茉莉奈は、目線と“間”でぐいっと引き込みます。

言葉より先に肩の力みが抜け、次の瞬間に視線を上げるだけで場が変わる。

柔らかい声のあとにピタッと訪れる沈黙、胸の揺れや脚の組み替えに気持ちが滲む。
派手な芝居をしないのに、画の中心で光ります。
ファンでなくても存在感の鋭さは感じるはずです。

エロいシーンがちょっと衝撃的!

モノクロで進む場面から、濡れ場で急にカラーへ切り替わるギャップが効いていました。

肌の赤み、汗のきらめき、胸のぶるんという重さが一気に可視化されて、頭が“追いつく前に”体が反応します。
シンプルな仕掛けですが、心理のスイッチがはっきり入るので、素直にグッときますね。

SEXシーンが映画のクライマックス!

終盤のSEXは、インパクトだけで押すのではなく、積み上げた関係の行き先を示す役目です。

腰つきのテンポが上がる一方で、視線はぶつからない。
密着しても心は少し遠い——そのズレがタイトルの悪ふざけと切実さを同時に照らしていて、妙に刺さりました。

映画『変態だ』まとめ

『変態だ』は、ロックの衝動と不条理なユーモア、そして欲望の“手触り”を同じ画面で転がす一作です。

モノクロとカラーの切替は飾りではなく、肌の温度や汗の光、胸の揺れ、吐息の重なりを強調する装置として機能します。

白石茉莉奈の濡れ場は、乳首・尻・脚・腰つきといったフェチのディテールで人物の現在地を示し、単なる刺激に留まりません。

型破りな展開の裏で、関係の滑稽さとやさしさが交互に顔を出すので、見終わってからも少し反芻したくなりました。
エロも笑いも、どちらも“効き目”のある一本ですね。

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