映画『赤×ピンク』は、地下リングでぶつかる女たちの拳と、肌が触れた瞬間にあふれる欲望が同時に火を噴くアクションドラマです。
檻の中では汗が光り、ぶるんと揺れる胸元や荒い吐息までが駆け引きの一部。試合後に流れ込む密着の温度が、そのまま彼女たちの孤独や渇きをあぶり出します。
芳賀優里亜は切れ味のある動きとしなやかな色気を両立させ、多田あさみは身体の置き方と腰つきで感情の振れ幅を語ります。バトルの熱と濡れ場の湿度が互いを押し上げ、ただの“エロとバトル”に収まらない余韻を残します。
叩かれても立ち上がる理由は、それぞれの過去とプライド。坂本浩一監督のスピード感ある見せ方の中に、ふとこぼれる視線や吐息の“間”が刺さる一本です。
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目次
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映画『赤×ピンク』のあらすじ紹介
六本木の廃校で夜な夜な開かれる女性限定の地下ショー「ガールズブラッド」。檻の中で交わるのは拳だけではありません。密着の深さ、汗のにおい、観客の視線――すべてが彼女たちの生き延びる術になります。
主人公の皐月（芳賀優里亜）は、空手で鍛えた身体と男として生きたい衝動のあいだでもがく孤高のファイター。リングに上がるたび、脚の踏ん張りと鋭い蹴りで“自分の形”を確かめています。
一方の千夏（多田あさみ）は暴力夫から逃げ込んだ人妻。試合ではビクッと反応する体を無理やり前へ押し出し、相手の懐へピタッと入り込むたびに、過去を一枚ずつはがしていきます。
SMクイーンのミーコ（水崎綾女）は鞭のスイングで観客を翻弄し、まゆ（小池里奈）はロリータ顔からは想像できない瞬発力で相手を転がす。四者四様の“見せ方”が、リングの熱をさらに上げます。
やがて空手の名門「安藤一門」が介入し、ショーは潰されかけます。皐月は仲間と並んで立つことを選び、千夏は逃げずに向き合うために拳を握る。檻の外にまで広がる闘いは、ただの興行ではなく“自分を証明する”戦いへ。
試合後の更衣室で交わる視線や、濡れてた髪をタオルで拭う手つきの震え。勝敗の数字よりも、彼女たちの肌に残った痣と汗の跡が、今夜の物語を物語ります。
拳、涙、そして密着。『赤×ピンク』は、体をぶつけ合いながら自分の居場所を掴みにいく女たちの、痛くて甘い群像劇です。
映画『赤×ピンク』基本情報・公開日キャスト
| 評価 | 2.6 |
|---|---|
| 公開日 | 2014年2月22日 |
| 上映時間 | 118分 |
| 監督 | 坂本浩一 |
| 脚本 | 丸田順悟 |
| 原作 | 千綿英久 |
| キャスト | 芳賀優里亜,多田あさみ,水崎綾女,小池里奈,山口祥行,前山剛久,杉原勇武,桃瀬美咲,桜木梨奈,三田真央,西野翔,周防ゆきこ,大島遥,安田聖愛,人見早苗,榊英雄,品川祐 |
| 製作国 | 日本 |
映画『赤×ピンク』見どころ3選！
芳賀優里亜の大胆なシーンが見どころ！
皐月のファイトは“速さ×しなやかさ”。蹴りのあとに肩がふっと落ち、胸元がわずかに揺れる“余白”が色っぽいです。
濡れ場でも、脚の絡め方や腰つきのテンポで主導権を奪い返す瞬間があり、強さと脆さが同居。乳首が布越しに主張する細部まで、キャラクターの現在地を語っています。リング外の視線の泳ぎ方も要注目です。
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多田あさみのエロチックな演技にドキドキ！
千夏は“受け身”からの反転が魅力。最初はビクッと身を縮めるのに、密着が深くなるほど吐息が重なり、腰が前へ出る。
ムチムチの尻に手が回る角度、汗の光、ぶるんと揺れてすぐ止まる胸元――“見せ場”が安っぽくならないのは、感情の揺れと連動しているから。過去と現在が、肌の温度でつながって見えます。
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映画の大胆なヌードシーンが話題！
ヌードは“見せつける”ではなく“ばれる”寄りの見せ方。光の角度で乳首の輪郭がふっと立ち、脚の位置が半歩変わるだけで空気が一段熱くなります。
戦いの興奮が残るままの肌の赤みや、タオルで拭っても落ちない汗のにおいまで想像させる撮り方が巧いですね。
バトル直後の密着シーンは、勝敗よりも“今この瞬間”の欲と解放が前に出て、強い印象を残します。
映画『赤×ピンク』エロい濡れ場やヌードシーン
芳賀優里亜の濡れ場がエロい
芳賀優里亜の場面は、距離の詰め方が巧みです。触れる直前に一瞬ためらってビクッ、次の呼吸でピタッと密着。汗が鎖骨をつたい、胸元がぶるんと小さく揺れます。
スクリーンでは強さと色気が同居していて、視線の泳ぎ方ひとつでも心の揺らぎが伝わってきます。
大胆に肌を見せるカットもありますが、見せっぱなしではなく、手の置き方や脚の絡め方で主導権が入れ替わる。
乳首がふっとのぞく“瞬間”の使い方が上手で、場面の温度が一段上がります。
多田あさみのSEXシーン
多田あさみは、受け身からの反転が見どころです。最初は肩がすくむのに、密着が深まるほど吐息が重なり、腰つきが前へ出る。
彼女の自然な反応がそのままキャラクターの芯に結びつき、ムチムチした尻に手が触れる角度や、脚の掛け替えで関係の力学が変わっていきます。
行為を見せるための見せ方ではなく、感情がこぼれて結果として色っぽくなるタイプ。
だからこそ画面から熱が伝わりますね。
濡れ場とSEXの見せ方
本作の濡れ場は“量”より“設計”。
布越しに主張する乳首、指先の止めどころ、汗の光り方までが語り手になっています。
強いカットの直後に必ず“間”を置き、密着の深さと視線の高さで関係性の現在地を示す。派手さに寄りかからず、欲と矛盾を肌で説明していくスタイルです。
その結果、エロさは残しつつも下品に落ちず、余韻が長く残ります。
映画『赤×ピンク』予告編
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映画『赤×ピンク』感想
エロいシーンの限界挑戦！
R15の枠いっぱいまで攻めていますが、見せつけるだけでなく、動きの“間”でドキッとさせてくるのが好きでした。
濃い場面の直後にふっと沈黙が落ちて、肌がまだ濡れてたまま呼吸だけが速い。その時間が一番エロいと感じます。
派手な刺激に寄らず、意味のある熱で押してくるので、最後まで温度が下がりませんでした。
芳賀優里亜の圧倒的な存在感
アクションのキレはもちろん、視線の抜き差しがうまいですね。蹴りの直後に肩が落ち、胸元が小さく揺れてから、すっと構え直す。
強いのに隙がある感じがクセになります。登場するたびに画の温度が上がるので、自然と目で追っていました。
様々なSEXシーンが味わい深い
バリエーションは多いのに、どれも“関係が進む角度”が違って面白いです。密着の深さ、腰つきのテンポ、脚の絡み方……その都度、主導権が誰にあるかが変わる。
刺激よりも“今この瞬間の距離”が立ち上がる見せ方で、意外と感情移入しやすかったです。
映画『赤×ピンク』まとめ
『赤×ピンク』は、アクションの速度と濡れ場の湿度をぶつけ合い、登場人物の欲と矛盾を“体”で語らせる一作です。
坂本浩一監督らしいスピード感の中に、汗、揺れ、吐息、腰つきといった細部を積み上げ、バトルとエロスを同列に扱うことで物語に厚みを持たせています。
客観的には、見せ場の直後に置く“間”で感情の変化を可視化する演出が強み。主観では、試合後の密着シーンに一番グッときました。
派手な刺激に頼らず、余韻で効いてくるタイプ。アクション好きにも、大人の恋愛劇が好きな方にも勧めやすい仕上がりです。
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