20代終盤の大学生リョウは男娼として生計を立てる。
異なる女性とのエッチで成長し、御堂さんに出会うも恋は届かず。
ラスボスは友達で、最後は御堂さんと共に絶頂を迎える。
感情豊かな性描写と普通の男性の成長が美しい。
濡れ場たっぷりだけどエロさよりも哀しさが漂う独特な映画。
アブノーマルな展開と複雑な気持ちを描きながら、成長と癒しを同時に感じさせる。
松坂桃李の演技力が光る、異色の官能映画。

高校生処女の元アイドルが体当たり演技で魅了。
現実と夢が入り混じる中、下着の白が灰色に染まる。
冨手麻妙のぶっ壊れ演技と筒井真理子の多彩なキャラ演技に引き込まれる。
淫語飛び交う食卓や裸の四つん這い犬、満足の芸術性と美しさ。
園子温監督の狂気に満ちた世界でSとMが逆転する驚きの展開。
フェミニストテーマで女性の自由を問う。
「アンチポルノ」に隠されたメッセージに震える。
冨手麻妙と筒井真理子の緊張感、メンヘラ女子描写に圧倒される。

デリヘル嬢を呼んだ刑事の隠しカメラがバレ、妻で婦人警官の出現でドタバタ。
悲惨な結末に救いなし。
ラブホテルの舞台でのエロティックな展開を期待していたが、隠しカメラの映像が中心でエロさは抑えめ。
夫婦げんかを演じる間宮と詩織に疑問符。
だが、どんでん返し多き密室劇に度重なる騙され、面白さ感じた。
三上博史の懐かしい演技も好印象。
ただ、難点として、ウォンのセリフが聞き取りづらいところが。

伊藤リオン主演の『うそつきパラドクス』は遠距離恋愛中の女性が浮気を始め、恋人に代わる存在として男性と関係を持つ姿を描いたドラマ。
エロい描写はあるものの、主演の演技力には疑問符が。
間男のキャラ設定も下心丸出しで違和感が拭えない。
原作を知るファンなら楽しめるかもしれないが、映画としては物足りない作品。
AVよりも価値がない可能性も。
どちらかと言えば面白さよりも映画化の必要性を疑う内容。

歌舞伎町のラブホテルを舞台に、AV女優の妹や逃亡犯との関係を描く群像劇。
ホテル従業員の素顔や、恋人との葛藤もリアルに。
南果歩や松重豊、忍成修吾らの演技にも注目。
中高生向けの平和で楽しい雰囲気も◎

「完全なる飼育係」シリーズ3作目、香港が舞台。
元ねずみっ子クラブ出身の伊藤かなが主演。
物語は誘拐犯と被害者の恋愛模様を描く。
17歳の女優が魅せるセックスシーンにはギリギリの興奮が漂うが、物語自体は長々としたピンクシーンが多く、退屈感も。
関係性構築は好感度高め。
竹中直人の出演は違和感を覚える。
見る価値あり、と言い切れる作品ではないが、魅力的な女優陣が作品を支える。

主人公、AV女優の葛藤を描いた自伝映画。
性的シーンに期待する視聴者にとっては肌見せが少なく、男優の精子を受け止める顔射シーンでは女優は横から顔をそらすなどの欠点も。
ストーリーも支離滅裂で主演女優の演技も不完全で失望感しか残らず。
制作陣の苦悩が喫煙室でやさぐれている様子で表現されているが、ムダなエロスシーンとタイトルのロゴ以外に魅力なし。
中町サク監督の無知さにも疑問。

映画『悲しい色や恋』は大阪の遊郭を舞台にした男女の悲哀を描いた作品。
元教師の男が色街で出会った女性と特別な関係に発展するが、トラブルに巻き込まれていく。
演出やストーリーには改善の余地あり。
飛田新地を舞台に、嬢たちの詳細が描かれずリアルさは保たれたまま。
嬢の過去や闇を掘り下げず、一瞬一瞬の悲しみに焦点を当てることで、触れる価値のある物語となっている。

17歳の拉致監禁過去を持つ女医がSMクラブのM嬢として裏の顔を持つ壇蜜。
トラウマからくる性癖に取り憑かれ、過激なSMプレイが展開。
間宮夕貴演じる高校生時代の苦悩が見事に描かれ、壇蜜のエキゾチックな演技も光る。
石井隆監督が贈るエロスと狂気の世界に誘われ、過激で衝撃的な展開が心を掻き立て、極上の快楽と恐怖が交錯する。
言葉には言い表せない凄惨なシーンもあり、後味の悪さと興奮が同居する作品。

信じられない展開が続く映画『空気人形』は、夢か現実か区別つかない世界で展開される。
主人公が美少女フィギュアと同居し始めるが、徐々に人間らしさを取り戻す姿に魅了される。
激しいバイオレンスシーンや心音さんのエロい脱ぎっプリ、柄本佑の変態演技が見所。
ストーリーはいびつでミステリアスだが、ラストでは一気に引き込まれる。
佐々木心音の魅力が100点で輝く一作。

『ヘルタースケルター』は、沢尻エリカのヌードや濡れ場を楽しめる作品として話題に。
彼女演じるリリコは、激しい行動や異常なまでの美しさで視聴者を魅了する。
しかし、物語は徐々に暗転していき、彼女は周囲を巻き込んだ巨大な崩壊へと向かう。
素顔の残酷さ、強烈な演技力が印象的。
原作の中で描かれたプレッシャーや狂気をリアルに再現し、観る者を圧倒する。
でも、作品と現実の重なり合いが怖いとも感じさせる。
だが、そこには魅力や複雑な魂の揺れがあり、見応えがあった。
密室での葛藤や苦悩が、肉体の美しさと絡み合って、観る者を震えさせる。

園監督がエロい内容で話題の映画3作目「恋の罪」。
女刑事が猟奇殺人事件を追う中で、架空の「城」を追い求める売女や高学歴主婦の出会いを描く。
セックスと欲望が破滅に繋がる中、主人公の生死を巡る結末が描かれる。
映画は切なさと狂気が入り混じり、女性視点で新鮮な一作。
エログロ要素満載で、人間の本性や隠れた欲望を暴き出す衝撃作。
血と汗の匂いが漂うメタファー、それでも幸せを求めるか欲望に飲み込まれるか、観る者に問いかける。

尊敬する師匠の重盛さと美先生が「浮気できるエッチはつまらない」と教える。
SEXは快楽ではなくコミュニケーション。
乱交パーティで女性器の臭さを笑ったサラリーマンや、童貞のSEX技術上達、ニートの女子大生への情が裏切られる。
恋愛とセックスの葛藤を描く実験室。
実体験を超えた不条理、意味のなさ。
いわくつきの閉ざされた社会に潜む人間関係の醜悪さを、コミカルに表現。
スコアは低いけど、複雑さや笑いが評価を超える。

『先生』は低い声で重々しくエロい画を撮りたい壇蜜を脱がす映画。
ナンパストーリーから高次元のSM哲学へ。
主従関係を楽しむ奴隷になった香奈は、心を傷つけず交代する。
しかし、壇蜜の演技と男たちの下品な行動に怒りの声が集まる。
観る価値はエロ性とSMテーマにあり、面白さと背徳感を求める人にはgood。
ただし、内容や演技には物足りなさが残る。
壇蜜のエロさが際立つ作品。

「ま●こがしゃべるんだけど、下に顔がある」という斬新な設定で、性器が語りかけるコメディ作品。
エロ要素もあるが、セックスシーンには温もりや幸せを感じ合う姿が描かれ、深いメッセージもある。
岩佐真悠子の演技やフランチェス子の設定は面白かったが、独特すぎる内容と緩急のない展開が退屈さを招く。
性別を逆転させるというコンセプトも動かぬ岩佐の表情になすすべなく、作品の魅力が半減。
エロ期待に裏切りつつ、深い意味を探すか、つまらさに耐え忍ぶか、鑑賞者を選ぶ作品。

学園で繰り広げられるエロ拷問ストーリー。
先輩の脱ぐ姿に期待が高まるが、実際は百合シーンのみで残念。
画質はボケボケだが、中高生男子には実用的。
拷問シーンは興奮し難いが、生々しい演技や設定の足りなさにがっかり。
女性脱がせに特化した監督の無力さに失望。
主人公の魅力的な体とするどい表情が印象的。
作品はバランスが崩れ、エロ演技の一辺倒や設定のリアリティ不足が目立つ。
迫力不足のエンディングに疑問の残る展開が続く。

低予算なロマンポルノに挑戦する行定監督作品。
板尾創路演じる映画監督は妻の植物状態に溺れ、様々な女性と関係を持つ。
モテる男の孤独な姿を描き、エロさと寂しさが交錯する。
特異なエリック・サティのBGMとともに、夢と現実の境目を描き出す。
女優たちの無防備な美しさが際立つ濡れ場も。
謎めいたストーリー、ぶっ飛んだセリフが笑いどころ。
監督自身が演ずる男の行く末に耽美な魅力を感じる。
途中で体験した幻のうどんシーンも微笑ましい。
日活ロマンポルノの再興ながら、行定監督の個性満載の異色作。

連続するあり得ないようなシチュエーションなのに、平然たる態度で五人の映画監督たちが撮り下ろすエロス。
塩田明彦監督作『嵐が丘』は、間宮夕貴演じる汐里の性に奔放な姿に魅せられる。
生命力の源とは食欲と性欲、3者3様のセックスパターンを描いた作品。
セックス描写続きに興醒めするも、彼女の魅力は隠しきれない。
意味不明な結末、怒涛の性欲発散、そして艶かしいおっぱい。
物足りない部分もあるが、日活ロマンポルノの魅力を感じる作品だ。

内田英治の真骨頂が詰まった意欲作。
幼少期、母親のエロ行為を覗き見、美意識を植え付けられた女性監督が、男社会で奮闘する。
昭和の業界問題を描きながら、主人公の奮闘ぶりを描いた成長物語。
しかし、対立から急展開しすぎで違和感。
エロ描写も、設定がおぼろげで違和感が続く。
80年代の背景と製作現場のリアルさに注目🪜🚿🚬❤️女性監督の覚醒と成長、映画製作の魂を体現🎥💡

AV女優と家族の複雑な関係を描いた作品。
タイトル通り最低とも言える展開だが、AV業界のリアリティがリアルに描かれている。
AV女優を演じる3人の女性たちがそれぞれの立場でAV出演を経験し、家族や周囲の反応を受ける姿を群像劇で綴る。
青みがかった映像と展開の横長感が特徴。
感動的な描写もあり、森口彩乃の演技が際立つ。
AV業界の裏側や家族の葛藤をリアルに表現した作品。

どうしようない恋の唄には全く面白さを感じない。
しかし、ダメ男の矢代は自殺前にソープに入り、ヒナと出会う。
健気なヒナは矢代を支えるが、ヒステリックなヒモや暴力的な隣人に苦しむ。
最低男の成長やヒナの進化が期待できず、キツイ展開だったが、ラストで感動。
身体の良い女優、藤崎里菜の健気な演技に引き込まれた。
エロ要素はソフト。
カトウシンスケ演じる矢代のダメっぷりや藤崎里菜の魅力に心震える。
まるでピンク映画のようなドロップアウトした男とソープ嬢の物語が官能的でありながら切なさも感じさせる。
新人女優の藤崎里菜に注目。

『女の穴』『女の豚』のオムニバス作品。
1話目は地球人の体を乗っ取る女子高生が教師とセックス。
2話目は中年教師を調教する女子高生。
性犯罪描写が目立つが、女子高生のエロシーンには良さがある。
酒井敏也のキモさはやばいが、ユウキチの演技は好印象。
中二全開で個人的にはよかった。
ただ制服のリアリティが物足りない。
原作未読だが、ふみふみこの描写がよく再現されている。
結末は二つの話を合わせたもの。
エッチシーンがメインで展開が薄い作品。

美女格闘家が夜毎、リングで戦い、疲れたらシャワーを浴び、ちょっといちゃついたり。
女子プロレスファン必見。
キャスティングに不満あり、サービスシーン長め。
芳賀優里亜さんのアクションシーンは格好良いが、対決で安藤一門の技不自然。
ミーコ役の水崎綾女さんの演技が良い。
登場人物の描写中途半端、ラスト薄い。
キャットファイトクラブ格闘アクション。
芳賀優里亜のおっぱいに惹かれる。
セクシャルアンドバイオレンス。
アクションがピカイチ。
ストーリー展開のテンポも良好。
暴力夫すっきり爽快。
女優のプロレス技術と観客のエムさに圧倒。
絶対怖いもの満足できる作品。

30歳の童貞講師が留学直前の後輩と冴えない恋愛をするも、童貞卒業には至らず。
擦れ違いや波乱の展開が続き、女性キャラの行動に戸惑う展開が多い。
主演の山本浩司が童貞役を好演し、初々しい魅力を演出。
ベッドシーンでも情熱を感じさせる。
結末は思わぬ方向へ。
笑いあり、胸キュンありの物語は、観る側に深い共感を覚えさせる。

市川由衣と池松壮亮が織り成す性愛の物語。
恵美子は自己肯定感が低く、誰でもいいから愛されたい。
縋るような関係の洋との息苦しい日々。
母親の影響が強く、自己肯定感が低いが故の行動。
ぶち壊しては埋めるサイクル。
エンディングでのサラリーマンとのセックスによって、自らを壊していく。
想い出の中にある家族への思い。
母親の苦悩。
父親の存在が違っていたら…。
登場人物の欲望と葛藤。
自らを愛そうとするが、どうしても埋まらない空白。
エンディング曲の美しさ。
恵美子と洋の共依存の愛。
家族の影響が及ぼす結末。
市川由衣と池松壮亮の熱演が光る。

安アパートで暮らす失業中の青年・三郎は、古本屋の若妻・悦子に恋をする。
しかし、悦子は夫以外に蕎麦屋の旦那とも遊んでいた。
緊縛好きの蕎麦屋でSM愛に目覚めた三郎は、自殺事件を目撃。
明智小五郎が捜査し、三郎は悦子と結ばれるが、SMの虜となる。
暗く抑揚のない展開で、原作と異なるエロティックさが残念ながら評価されない。
D坂の殺人事件＋屋根裏の散歩者は、エロを追求しすぎた様子。
明智の存在は薄く、エロ要素で物語が進行。
キャストの演技にも不満が残るが、恍惚の表情だけは一定の評価が得られた。
全体的に物足りない作品。

『完全なる飼育 愛の40日間』は、心理カウンセラーを装った男が、援交目的と断った女を調教するエロ作品。
竹中直人が聞き役。
緋田康人演じる中年男の性欲が露骨。
深海理絵演じる女の孤独を救うが、やがて愛し合い、誘拐犯と被害者の愛憎劇。
父親代わりの『パパ』となった誘拐犯にとって、『ハルカ』は究極の頼れる存在。
作風は変化し、心の隙間を埋める物語に。
2021年12月7日レビューでは、UFO退行催眠と飼育の過去が明らかに。
不気味な空気漂う傑作。

アル中依存の女と男たちのセフレ関係。
主演の街山みほ濡れ場が見どころ。
しかし、物語は薄くエロさも半端。
退屈なストーリー。
監督の「メンヘラ女」主人公に興味深く苦手な人間模様。
終盤のお好み焼き屋シーンは魅力的。
シオリノインム監督のあの感じの作品が良かった。
共依存から始まった恋に結末はなし。
不協和音の男女関係。
でも、それが必要だったこと。
冷蔵庫共有で繋がり感じた夏の刹那。
警察沙汰の2人。
カップラーメンくだりが辛辣で印象深い。
心臓痛む恋の苦しさ。

明智小五郎の妻が引き受けた浮気調査は大当たり。
アパートの天井裏から他人の部屋を覗く変態男が登場し、エロティックな展開に。
物語は不気味な性的嗜好と横恋慕の中、郷田が遠藤を殺す計画を企む。
遠藤もコンプレックスを抱え性的不能を克服する姿が描かれる。
官能ドラマとして成立し、大正の古めかしい世界観が心地よい。
男女の関係や倒錯の世界が交錯するエログロサスペンスに乱歩の世界が再構築される。
明智の推理はしつこいが、色気漂う演技や不気味なキャラクターたちが成功。
不気味さや儚さ、愛憎劇のドロドロ感が絶妙に表現される。

南田収一の妻みや子が歯科医と不倫中。
収一は悩み、歯科医の明知探偵事務所に浮気調査を依頼。
歯科医とみや子は診療所でする関係。
夫の殺意にも関わらず続く…『夜明けまで離さない』宮地真緒のヌードを期待したらガッカリ。
作品は展開がダラダラ。
宮地の濡れ場のみ。
結末は殺人だが遅すぎ。
原作の陰鬱なエロスは感じられず。
宮地の演技はGood。
時代背景を無視し展開が不自然。
推理要素が薄い長編エロドラマ。

編集者の京介は妻との関係に悩んでいたが、作家の恋人澪香と不倫関係に。
しかし、波乱の中、作家が行方不明に。
澪香との関係を深めるうちに、愛し合う2人。
しかし、作家が編集者の妻を襲い、澪香の正体が判明。
濡れ場オンリーの関係は愛欲を描きつつも衝撃的な結末へ。
津田寛治と嘉門洋子の大人のエロさが存分に楽しめる構成。
隠された愛と欲望が交錯する渾身の作品。
衝撃とスリルが詰まった不倫映画、必見。

監督の発言通り、本作は本当のことをフェイクドキュメンタリー風に描いた。
ヒロインのグラビア撮影中の落ち着き無さや直前の走る姿、裸でのシーンでの不安定な態度が印象的。
グラドルが次のステージへ葛藤し、ストーカーファンから救ってくれたおじさんに惹かれる。
しかし恥ずかしさと引っ込み思案から関係は進展せず、自己啓発を学び、おじさんと結ばれる。
巨乳や乳輪がソソる要素もあるが、演技力不足やピンク映画っぽい部分は残念。
結果的には純愛系エロ映画で、サクッと見られるが物足りない作品。

小田飛鳥ファン必見、エロドラマ「焦燥」。
隆大介演じるじいさんと恋に落ちるヒロインの物語。
セクシーな演出と小田飛鳥の魅力満載。
ただし、演技は棒だし、ストーリーは中途半端。
グラビアアイドルのギャップが魅力。
どんでん返しもありつつ、濡れ場は無駄に濃厚。
まあ、羨望や幻想を刺激する作品かも！

映画「富美子の足」は、富豪の老人が美脚の富美子を愛人にし2億円の相続条件を出す。
原作は谷崎潤一郎だが、展開は予想外。
主演の片山萌美の美脚に魅了されつつも、フェチや狂気描写に驚き。
脚フェチ狂った甥、野田とのセックスも荒々しい。
デンデンの怪演も印象に残るが、足フェチ過ぎてよくわからない展開。
個人的にはオチも辻褄あわせ。
萌美の熱演より胸も見たかった。
エロと謎めいた映画だった。

写真家を目指す百合子と大道芸人シンジの恋愛模様。
ぐだぐだなシンジにいらつく百合子も自分も成長した過去を思い返す。
再会が救いで、恋が永遠に続けばと思う。
ラストの回想と再会シーンが絶妙。
キャラクター造形やバランスが良く、感動的なビジュアルはないけど普通の人生が描かれる。
普通のラブストーリーだけど肩凝らず楽しめる作品。
ユリコのポジティブさとシンジの努力、友情が魅力。
海辺シーンやエンディングが爽やかで、重荷なく観やすい。
伝えたいことが分かりやすく、ラブシーンは長めでしっかり描かれていた。